決戦は水曜日 がんのお話 〜 前編 〜

イナムラでの浮世離れした一夜、
もちろん きらきらな時間ではあったけど、あの夜も次の朝も
持参した モルヒネ は 使ってたわけ。ま、そーゆう体調だったのは否めない。

そして 1週間後の水曜日、外来受診のお話。
貧血が進んでいる! 急遽 輸血。以前にも輸血はしたことあるけど、
状況は 芳しくないですな。
担当医いわく、せんせとアタシのあいだに ずれ が生じてる気がする。
ずっとふたりで 話し合いながらやってきた。アタシに寄り添ってきた。
でもここにきて違和感がある。
もっとシビアに考えて欲しい。せんせから伝えられたのは、
① 年単位 では考えないほうがいい
② 薬のダメージで あと半年 ということもあり得る
今後のことを オットも含めてきちんと話しておきたい。

ってことで、担当医が外来以外に、別枠で時間を作ってくれて
話し合う流れになったわけです。急ぎで。

年賀状じまいの連絡が 功を奏して、何十年ぶりかの
いとこからメールがきたり、イチゴまで届いたりして サイコーハッピー♡
恐縮の毎年恒例、果樹園に嫁いだ アユミからも イチゴ♪
今年は スペシャルな いちごパーティーでした! ごちそうさま、タカヒロもありがとね。

点滴中に、会ったことはないのかも、ってゆう いとこ君とメールしてて
自撮りしてみる。「むかしは もっと全然きれいだったんだぞ」って
言ったもん勝ちなのをいいことに、送りつけてみる。
〜 閑話休題 〜
でまた、1週間後の水曜日、呼び出しくらった オットと
向かったわけです。オンコロジーセンター。
余命 3年の告知から 丸 9年。
余命をとっくに 越えて 奇跡の10年目 に 突入してるアタシは
それなりに決戦モードなんだけど、シンジは いつもと変わらず。
至って ふつー。なんだろ。ふつー。
45分くらい話して、処方する薬については 結論が出ず、
お昼を挟んで 午後から再度、策を練る。
結局、標準治療すらアタシの体力は もたないし
ダメージのほうが大きい。弱い薬 (ステロイド) で
効果をみてみる。→ 体が持ち堪えられれば、
強い薬 (サリドマイド) にチャレンジ。

2021年明けてすぐ、寝返りで左上腕部骨折! そっから
それまで 燻ってた「がん」のやつ、自己主張 激しくなるのよね。
2022年も2023年も 春を待つあいだは 不安定です。
今年も早春は ナーバス。
お天気は周期変化。雨も多い気がします。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
処方 については そんな感じ。
意志 の 確認 については、
※ 治療はせず 静かに在宅で 死を迎えよう というスタンスか
※ 家で死にたいか、病院で死にたいか
※ ホスピスに関しては どう考えているか
アタシの考え・希望は、強い治療は 望まない。死 は 受け入れている。
ただ、できることなら少しでいいから 痛みを 緩和させたい。
以前は 絶対に家で 死にたいと思ってたけど 今はその強い気持ちはない。
家は日常の場所、そこに 死ぬ ってゆう非日常を持ち込んだら、
亡くなったあとも部屋に入るの辛い気がする。
病人は病院にいるほうがいいって、気持ちが変化している。
ホスピスに関しては 積極的に捉えている。
最終的には ホスピス入所は やぶさかではない。
どう死にたいか。アタシの死生観みたいなこと。
正直な いまの気持ち↑ を伝えましたよ。

シンジは終始、冷静に端的に話をまとめて確認してました。
「病院で死ぬ」に関しては、アタシと思いが違っていて
もともとその選択肢が 不自然と感じているようで、
「家で死ぬ」のが当たり前の自然な形だとゆう考えです。

。・°°・(>_<)・°°・。
その次の水曜日も そのまた次の水曜日も受診、、、。
あーーーぁ〜…。

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