
あの日、アタシは脳神経外科の外来に入っていました。
患者さんのバイタルをチェックしたりカルテを確認したり、
いつもと変わらない金曜日でした。
白いハイソックスで働いていた頃です。


東日本大震災、あれから5年。
今なお避難生活を余儀なくされている18万人もの方々、
仮設住宅での生活を長期に続けられている方々、
終わらない震災の今に
心が痛みます。
今日は、再開後2度目の点滴でした。
今回も顎骨壊死の副作用を鑑みてゾメタ1/2量です。

生かされている以上、きちんと生きないとね。
かまくら凛の日々是好日ver.2 @鎌倉 由比ヶ浜 海のいろとこころのいろ 波のまにまに 海辺の暮らし
2016年3月12日
あれから5年。
あの日、信号の消えた道を必死に走って仕事に行きました。
あちこち渋滞していて、25分の道程に、3時間半かかりました。
ガソリンが買えなくてスタンドを回ったり、スーパーやコンビニからパンや牛乳が消えたり、
計画停電なんて生まれて初めての体験をしました。
でも、私も、母も、子どもたちも、生かされています。
遠く離れてはいるけど、会いに行けるだけ幸せなんだと思う。
あの日突然に、大切な人や、住む家や職場や学校をなくした人、
日常を奪われた沢山の人々のことを、忘れてはいけないんだよね。
2016年3月14日
私達は、生かされている。
ほんとうに、日常に感謝をしていますか?
と問かける。
そんな日。
生かされてることに感謝をしていますか?
今日も目が覚めたことに感謝をし
動けることに感謝をして
一日を過ごしたいと思います。
2016年3月14日
【さとりんさん】
あの未曾有の災害から5年が過ぎて、
感じることも変わってきます。
被災され亡くなった方達の無念を思い、被災してなお震災の呪縛の中で生きなければならない方達の苦悩を思い、
誰もが、平凡が非凡なんだ、
なんでもなく生きられる毎日が奇跡なんだ、
積み重ねられる日々に感謝なんだ、って思いました。
確かにそれはそうだけど、、、
原発事故への怒りは、復興の感動的なエピソードやなんかで
薄められているんじゃないかと思います。
2016年3月14日
【あきちゃん】
死に物狂いで生きようとは思わないけど、
いつ死んでもいいように生きられたらいいなと思っています。
いつまでも続くように思われる単調な時間の流れに、
目を凝らせば潜んでいるきらきらをキャッチして、
いつまでも続くわけではないその流れを
楽しみたいと思っています。