泣ける話

アタシ、まーた入院してます。

今度は主治医の諸事情もあり、いつもと

ちがうところ。

避暑地のホテルから替わって

ヘリポート完備の

いかにも、ってとこ。

それでも

Mt.Fuji

は守ってくれる!

今回もこれまた大変。

貧血が酷くて急遽

輸血してみたり。

いろいろ難題山の如し、ですが。

そんなことよりね、

何度かここにも書いたことがある

自家製お野菜を

送ってくれる叔父上。

アタシの入院中にも届いて、その写真を

シンジがこっちに送ってくれるわけ。

オマケで、住所から叔父上のお家の写真も送ってくれたのね。

確かに叔父上のお家なわけよ。

でね、

よく見てみたらばね、

外壁のまわりにもお花を飾るプランターが

並んでるのよー。いくつもいくつも。

考えてみれば叔父上は86になる頃か。

叔母はずっと前に亡くなっていて独居。

ひとりで生きて、

趣味のお野菜をみんなに送って、お花を育てる。

いつもニコニコしてる顔しか浮かばない叔父上。

そんなに丁寧な暮らしができるなんて。

男のひとよー。

アタシ、なんか、すごく響いちゃって。

アタシ、病室で仲良しになった方たちに、

明るいとか強いとか柔らかいとか、

いっぱい褒めていただいて、そりゃ、だーいぶ

採点が甘いとはわかってたけど、

それでも、ヨシ、方向は間違ってないな。

アタシ、上手にやれてるな、って思ってたの。

ぜーんぜんだもんねー‼︎

アタシなんて、へなちょこだ、って知る

消灯まえの病室なのでした。

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10 Comments

  1. あき
    2023年11月3日

    おはようございます。
    今日も富士山が綺麗に見えそうなお天気。三連休のスタートですね。我が家は仕事(笑)

    自分をへなちょこだと感じる瞬間。めちゃくちゃ共感できるよ。
    そんな事ないよー。あきちゃんもちゃんとしてるーって人に言われても、そこはそーじゃなくって。
    あぁ、ちゃんと丁寧に生きる人ってこういう暮らし方とか考え方とか感じ方とか諸々ね。

    それでも、凛ははは、今日も周りのみんなに幸せをおすそ分けしてるよ。それは、ホント。

    叔父上さまの暮らしぶりには脱帽よ。そのお年でそんなふうに暮らせる。叔母様が亡くなられた後にきちんと生きてるって!この先の将来に不安しかない私の希望ですよ。

    返信
    1. 凛はは
      2023年11月12日

      【あきちゃん】
      いまごろ、神戸かな。
      ジンベエとふたりで決めた想いをきちんと伝えることが
      できますように。

      返信
  2. yucca
    2023年11月3日

    凛ははさま

    叔父様、自然体でとっても素敵ですね。
    奥様を亡くされて時間をかけて今の暮らしに辿り着かれたのかな。

    凛ははさんも叔父様と同じように自分で道筋を決めて、
    上手だからじゃなく上手にやろうと頑張っている姿が
    明るくて強くて柔らかくて私はいつも励まされています。
    だからもし上手にやれなくても、上手にやらない選択をしても
    凛ははさんの素敵は変わりません。

    それでも自分はへなちょこだって言ってしまえることが
    明るくて強くて柔らかいんだと思います。

    返信
    1. 凛はは
      2023年11月12日

      【yuccaさん】
      んもー、いつもありがとですー。
      叔父のお話し、
      週3回の透析と畑仕事、すごいなーってなんだか泣けてきちゃって。
      アタシ、いよいよ次の局面に入ったというか、がん治療に関して
      変えます。主治医にも言いました。
      まーた、おっかないくせに、曲がってる胸腰椎を精一杯伸ばして
      言っちゃいました。「先生にお任せする」そんなことができたら
      楽ちんだろうなー(笑)。でも無理。
      この先も応援してください。

      返信
  3. cochaママ
    2023年11月4日

    おじさまの生活を想像すると確かにじーんとしますね。丁寧な暮らしができる人は心もすっきりとされていて美しいんでしょうね。りん母さんにも同じ血がながれていると思う!もしかしたらしんじさんにもね(^ ^)
    1日も早い退院、心から願ってます。

    返信
    1. 凛はは
      2023年11月12日

      【cochaママさん】
      ねー、なんかね。しみじみくるよね。
      「丁寧な暮らし」ってちょっとした流行りのフレーズだけど
      むずかしいよー。その血、残念ながらアタシには受け継がれてないみたいなのー。
      退院しました。ありがとです。

      返信
  4. ミキティ
    2023年11月4日

    へなちょこじゃない人なんかいない!
    私だってへなちょこのおっちょこちょいのすっとこどっこいだよ
    富士山は誰にでも平等だからね、絶対パワーをくれるはず
    高い所から見下ろして、あ、この子いまパワーが足りないなって見つけてくれるの
    早く退院して叔父様のお野菜、食べなきゃねー!
    待ってるよ!!

    返信
    1. 凛はは
      2023年11月12日

      【ミキティさん】
      すっとこどっこい、までつけちゃう?
      いつも元気なコメントありがとうね。
      葉山も今回も富士山がそばにいてくれたよ。なんか富士山って有難いよね。
      なんとか食べて復活したいです。
      がんばるよ。

      返信
  5. しのやん
    2023年11月7日

    富士山の写真に映る右端の緑の尖塔みたいな屋根、我が家近くの中学校ですね。

    へなちょこ、とあなたが思ったときの、「泣ける」と思ったときの、あなたの気持ちを、時折考えていました。

    86年という時間を経て、今はただ一人で野菜を作り、それを親戚に配り、家の回りに花を育てる叔父さん。それは南木佳士の「阿弥陀堂だより」に出てくる老婆のようでもあります。
    その姿、姿勢、丁寧な生き方を思うとき、あなたは何を感じたのだろう?、と。

    自身のへなちょこぶりを、そしてその叔父さんの時間軸にけっして追い付くことのない悔しさ、哀しさを、そしてそこを抜けてもしかしたら畏敬みたいな感情を、私はあなたのコメントの中に勝手に感じてしまいました。

    今日は時ならぬ嵐の朝でした。そして回復していく空模様、雲の形と色の変化を、自宅で仕事しながら見ていました。あなたはこの空を、私の部屋とは少し違う角度で見ているだろうか、と思いました。

    追い付くことのない人生かもしれないけれど
    どんなあなたでも、私は応援しています。

    返信
    1. 凛はは
      2023年11月12日

      【しのやんさん】
      >右端の緑の尖塔みたいな屋根、
      わかりますー! しのやんさんエリアなんですね。アタシ方向音痴らしく
      頭に地図を持たないので、自分がどこにいるのかわからないんです。
      しなやかに生きることは強くなくちゃできないし、
      姿勢を正して丁寧に生きるって、なんか遠すぎるって感じて。
      強いから優しくいられて、優しいから強いんだ、ってゆうのが
      理想なんだけど、結局なんにもできなくて
      いっぱいいっぱいになっちゃうみたいな(笑)。
      堂々巡りのアタシはいつまでも幼稚です。

      返信

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