スピーチ棚卸し

 9月に入った途端、唐突に涼しくなりました。
このまま秋に流れ込む、なんて、、、ことはないと思うけど。
海側 掃き出し窓の向こうには トンボ の大群!
季節が動いて、登場する演出メンバーも代わりますな。

降ったり止んだりの雨模様のせいか、夏休みが終わる感じの絶望も、
切なさは中途半端なのかしら。諦めがつくのよね。
*********************
なーんて 今週の初めくらいに書いてたのです。
長月に入って 1週間、今日はちょっと暑かったかな…。
海水浴場 海仕舞い の翌日からウミイエの解体工事が始まるんだけど (8:30から!)
その前日、監視員さんの海からのご挨拶!
それが アタシの おたのしみ!

海水浴場・由比ヶ浜の最後の夕暮れ、例のスピーチ
2017年、安全で綺麗な鎌倉の海で最高の夏の思い出を
作っていただくよう頑張ったこと。
多くの笑顔を見れたのが嬉しかったこと。
ライフガードのみんな、辛いこともあったと思いますが、、、
お疲れさまでした。
鎌倉の を 愛 するみなさま、
ありがとうございました。感謝しています。
声を震わせながら 3分のご挨拶でした
(アタクシ、録音しております・笑)
ライフガードのみんな、ってくだりでスピーチの少年、涙腺崩壊しちゃいました。
「みんな」っての、仲間っての、ここがポイントよねぇ。
リビングでアタシだって もらい泣き(笑)

2016年は、女子監視員が 4分に渡るスピーチをしてくれました。
叱られることもあったけど叱ってくれる人がいること、
先輩監視員の背中はカッコよかったこと、
「今夏の経験 を生かして」って、そんな決意を披露してくれました。
しっかりしたお嬢さんでしたよ。
2019年、アタシをかせた 海の家由比ガ浜監視所 監視員少年のスピーチ。
令和元年の夏は梅雨明けが遅くお天気に恵まれない日も多かったけれど
無事故で 8月31日を迎えられたこと、、、
って、冒頭ですでに涙声。締めの、鎌倉を 
ここ由比ヶ浜 を愛するみなさん、
62日間本当にありがとうございました。まで
、、、、なのでした。
この年は 31日が土曜日だったこともあって、リビングのアタシだけじゃなく
海岸にも オーディエンスが たくさんいて、拍手が起こったり指笛が響いたり、
あたたかい幕引きの 2019年でした。

2020年以降は 海水浴場の開設がなく、
2022年、3年ぶりの海水浴場となった 由比ヶ浜での
夏の終わりのご挨拶、
「こちらは由比ガ浜監視所でした」って。えっ?
せっかくの素敵慣習が 引き継がれてなーい!
そして去年も今年も同様に あっさり海仕舞いしちゃいました、、、。
感動のスピーチは 途絶えてしまいました。無念。

(ひとつまえが)今日の由比ヶ浜
サクレ に 新作登場!
SACRÉ あずき
サクレってさぁ、SACRÉ じゃん!!
アクサン・テギュ ついてました。

フランス語で「神聖な」あずき ですー。
フランス語、勉強しないとなーと思いながら何十年…。 

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6 Comments

  1. Tsukumo
    2024年9月8日

    嬉しいブログ更新‼️今年の夏海家は大変だったでしょうと解体作業を眺めて思いました
    掻き入れどきの週末の台風とか、暑すぎて人が来ないとか
    思わぬ事がありすぎる気がする今日この頃。
    マカンマラン、びっくり、ひところめっちゃすきでしt。ひ香さんは今図書館のお夜食を読み始めました。
    なんだかまた暑くなってますので、お身体に気をつけて下さいね。

    返信
    1. 凛はは
      2024年9月12日

      【Tsukumoさん】
      ウミイエって大変そうですよね。三浦海岸辺りは
      昨年は2軒のウミイエが設置されたそうですが、
      今年は設置希望者が集まらず海水浴場が開設されなかったそうです。
      マカンマランは、あきちゃん↓ がハマってたので読んでみたのですよ。
      古内一絵さんは、「百年の子」のほうがアタシはすきだな。
      図書館のお夜食は、まだ57人待ち(笑)。まだまだですねー。

      返信
  2. あき
    2024年9月8日

    また暑さが戻ってゲンナリな週末でした。先週この青空なら中止なんてなかったのにと怨めしい気持ちで空を眺めたよ。

    海家の解体でスピーチがあると、こちらのブログで初めて知って
    その内容に涙する凛ははを想像していたなぁと。
    いつか、私も聞けるチャンスがあればなぁと思っていたらコロナが落ち着いてもやはり復活はせずなのね。

    夏の疲れが出る頃です。
    ご自愛くださいね。
    カフェというか食事系でいやされる本がどうやら私好きみたいというかインスタのオススメに出て来る(笑)そして、また読むの繰り返し。
    どれも好きなんだけど結局は、忘れちゃう。記憶力は何処?ってくらい学習能力低くなりました。

    返信
    1. 凛はは
      2024年9月12日

      【あきちゃん】
      ね、1週間ズレたらよかったのにねー、って夏空を見上げて
      アタシも思ってたよ。
      ウミイエは中止が続いちゃったから、以前を知ってるひとが
      途絶えちゃったのよね。んもー、アタシが申し送りしたいー!
      録音データもあるからー(笑)!
      ウミイエ最終日にスピーチあったなんて、ジモピーでも案外
      知らないと思うよー。スピーチしてる少年少女とアタシ以外(笑)。
      選ぶ本って決まってくるから、おともだちの読んでる本とかを
      手にするのっていいよね。シンジは物語を読まなくなって
      アタシでも読めるのはあんまりないのよねー。
      むかーしシンジリコメンドで読んだ 熊谷達也さんの
      「邂逅の森」はすごく良かった記憶あり。

      返信
  3. しのやん
    2024年9月11日

    夏が終わっていく…はずなのですが、気温、蒸し暑さは、全くそんな感じがなく。自宅に登る坂で今日も汗だくになる始末です。
    でも、空気のどこかに、乾いた匂いや、セミの声が徐々に少なくなっていくこと、夜の虫の音の響き(うるさいくらい、です。)、を感じると、夏ではないのだな、と思います。
    文字、文章、言葉って、本当に力を持つものだな、と思います。山極先生の言うゴリラの「ニュアンス」「曖昧さ」のコミュニケーションも素敵な世界かもしれないけど、人の発する、人が受け止める言葉って、とても不思議な、価値の複雑な、深味のある道具だな、と思います。
    その道具の後ろに、それを発する人の真実味、心が感じられると、聴く人の心も動くのだな、と思います。
    母が亡くなった直後、母と、そして私自身のかかりつけ医師でもあった先生のところにお邪魔したとき、先生が定位置の椅子から立ち上がって、ただ一言「ああ…篠田さん」とだけ声を発したとき、先生の心を近く感じながら、母を看取ったことを理解してもらえた、という気持ちが沸き上がったを思い出しました。

    監視員から、感動のセリフが発せられるのを期待してはいけないのかもしれないけれど、過ぎてゆく時間・空間を共に過ごしたことの感覚をもたらしてくれる言葉は聴きたいですよね。

    前の記事の卵、確かに味の違いを感じるのは私も苦手だけど、「見てくれ(特に殻の色)」と殻の固さの違いだけは実感できることが多いです。大磯の「こっこぱらだいす」の卵、割れません!いいお値段ですけどね。

    我が家のアイスの今の流行りは、近所にオープンした「Châteraisé」さんの「チョコバッキー」です。でも、飽きてきたな。小豆の商品を次は買おうと思います。

    「くもをさがす」、読み終わりましたか?西さんの、率直で、カナダの生々しい現実を含む語り口、いいですね。そして、癌を経験している方の、心の中にある思いを、本当の意味で理解するのは難しいな、とも私は思いました。

    今のクールを早くとおりすぎますように。

    返信
    1. 凛はは
      2024年9月12日

      【しのやんさん】
      9月に入ってすぐ、唐突に秋の到来、なんて一瞬よぎりましたが
      そんなに都合良くなかったですね。残暑厳しいです。
      夏のあいだ 寒さばかり感じてたので、体感は正常に近づいたんだと思います。
      山極先生いわく「ゴリラは相手の目を読み共感する」らしいですけど、
      ヒトは言葉を持っているってゆうのがなんてったって圧倒的に違う、
      無限の可能性を生み出す最強の持ち札ですよね。
      そしてそれは、それらしく器用にこなしてみせても、薄っぺらいのは
      やっぱりバレちゃう。てゆうか相手の深いところ、
      琴線に触れるところには届かない。
      感動的なやつ、なんて下心なく不器用にスピーチする少年たちの
      真実がこころに迫るんですよー(笑)。
      大磯の「こっこぱらだいす」の卵、初めて聞きました。
      たまに行きたくなる大磯なので、話のタネに機会があれば要チェックです!
      最近ちょっとしたブームの「Châteraisé」近くにオープンなんてー!
      いいなー。オトナ買いしたいー、まとめ買いしたいー。
      「くもをさがす」は短めなのと読みやすい西さんなので
      あっという間に読了でした。図書館への返却まで日にちがあったので
      ぱらぱら2回目も読了です。
      アタシ自身が使っている薬の名前が出てきたり、すごく身近で
      ノンフィクション以上に現実を感じさせるものがありました。
      西さんのような固形がんは一定の期間で抗がん剤の化学療法に
      「終わり」の形があってその後は再発、もうそれは想定内。
      みたいな流れですが、アタシの血液がんには終わりがないとゆうか
      少なくともアタシの場合は、死ぬまで化学療法、抗がん剤なんですよ。
      で少しずつ終わりに近づいていく、延命治療、、、ですね。
      とりあえず4月から6ヶ月、サイクル6は10月初めに終わります。

      返信

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